又吉栄喜

又吉 栄喜(またよし えいき、1947年7月15日 - )は日本小説家。第114回芥川賞を受賞。

経歴

沖縄県浦添村(現・浦添市)出身。琉球大学法文学部史学科卒。

浦添市立図書館在職中の1980年すばる文学賞を受賞、1996年に『豚の報い』で第114回芥川賞を受賞。

九州芸術祭文学賞南日本文学賞琉球新報短編小説賞新沖縄文学賞選考委員。

受賞歴

作品

  • 『ギンネム屋敷』(集英社 1981年)
  • 『パラシュート兵のプレゼント 短篇小説集』(海風社 1988年)
  • 『豚の報い』(文藝春秋 1996年)のち文庫
  • 『木登り豚』(カルチュア出版 1996年)
  • 『果報は海から』(文藝春秋 1998年)
  • 『波の上のマリア』(角川書店 1998年)
  • 『海の微睡み』(光文社 2000年)のち文庫
  • 『陸蟹たちの行進』(新潮社 2000年)
  • 『人骨展示館』(文藝春秋 2002年)
  • 『鯨岩』(光文社 2002年)のち文庫
  • 『巡査の首』(講談社 2003年)
  • 『夏休みの狩り』(光文社 2007年)
  • 『呼び寄せる島』(光文社 2008年)
  • 『漁師と歌姫』(潮出版社 2009年)
  • 『時空超えた沖縄』(燦葉出版社 2015年)
  • 『仏陀の小石』(コールサック社 2019年)

外国語への翻訳

  • 2000年 - 英語: "Fortunes by the sea" (『果報は海から』), in Molasky Michael and Rabson Steve, eds. Southern Exposure: Modern Japanese Literature from Okinawa. Honolulu: University of Hawai'i Press (翻訳者: David Fahy)
  • 2006年 - フランス語: Histoire d'un squelette (『人骨展示間』), Arles: Philippe Picquier (翻訳者:Patrick Honnoré)
  • 2008年 - イタリア語:La punizione del maiale (『豚の報い』), Nuoro: Il Maestrale (翻訳者:Luca Capponcelli と Costantino Pes)
  • 2009年 - 英語: "The Carnival Bullfight" (『カーニバル闘牛大会』), posted on 14.10.2009 on the "Behold my Swarthy Face" blog [1] (翻訳者:Tom Kain)