国道217号
一般国道 | |
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国道217号 | |
地図 | |
総延長 | 78.2 km |
実延長 | 69.4 km |
現道 | 66.8 km |
制定年 | 1953年(昭和28年) |
起点 | 大分県大分市 大道入口交差点(北緯33度14分13.24秒 東経131度36分8.62秒 / 北緯33.2370111度 東経131.6023944度) |
主な 経由都市 |
大分県臼杵市 |
終点 | 大分県佐伯市 番匠交差点(北緯32度57分27.38秒 東経131度50分44.20秒 / 北緯32.9576056度 東経131.8456111度) |
接続する 主な道路 (記法) |
国道10号 国道197号 国道210号 国道502号 E10 東九州自動車道 国道388号 |
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国道217号(こくどう217ごう)は、大分県大分市から佐伯市に至る一般国道である。
概要
東九州縦断のメインルートである国道10号と並走するルートを採り、内陸部を経由する国道10号に対し、本路線は沿岸部を経由する。起点から大分市佐賀関町までは国道197号と重複する。
路線データ
一般国道の路線を指定する政令[1][注釈 1]に基づく起終点および重要な経過地は次のとおり。
- 起点:大分市(大道入口交差点 = 国道10号交点、国道57号・国道442号起点、国道197号・国道210号終点)
- 終点:大分県南海部郡弥生町[注釈 2](番匠交差点 = 国道10号交点)
- 重要な経過地:大分県北海部郡佐賀関町[注釈 3]、臼杵市、津久見市、佐伯市
- 総延長 : 78.2 km(重用延長を含む)[2][注釈 4]
- 重用延長 : 8.8 km[2][注釈 4]
- 未供用延長 : なし[2][注釈 4]
- 実延長 : 69.4 km[2][注釈 4]
- 指定区間:なし[3]
歴史
- 1953年(昭和28年)5月18日 - 二級国道217号大分佐伯線(大分市 - 大分県南海部郡上野村[注釈 5])として指定施行[4]。
- 1965年(昭和40年)4月1日 - 道路法改正により一級・二級区分が廃止されて一般国道217号(大分市 - 大分県南海部郡弥生村)として指定施行[1]。
路線状況
通称
- 中央通り(佐伯市)
- イチローロード(佐伯市)
バイパス
- 下ノ江バイパス
- 熊崎バイパス
- 臼津バイパス
- 千怒日見バイパス(2008年(平成20年)7月開通)
- 平岩松崎バイパス(第Ⅰ期工区(850 m)が2021年(令和3年)3月27日開通[6])
- 戸穴バイパス(事業中)
- 藤原バイパス
- 佐伯弥生バイパス
重複区間
- 国道197号(大分市新町・大道入口交差点(起点) - 大分市大字佐賀関)
道路施設
橋梁
起点から
- 舞鶴橋(大分川、大分市、国道197号重複区間内)
- 日吉橋(原川、大分市、国道197号重複区間内)
- 乙津橋(乙津川、大分市、国道197号重複区間内)
- 鶴崎橋(大野川、大分市、国道197号重複区間内)
- 玉ノ瀬橋(丹生川、大分市、国道197号重複区間内)
- 湊橋(湊川、大分市、国道197号重複区間内)
- 中ノ原橋(中の原川、大分市、国道197号重複区間内)
- 二俣橋(二俣川、大分市、国道197号重複区間内)
- 西谷橋(西谷川、大分市、国道197号重複区間内)
- 小辛幸橋(大分市、国道197号重複区間内)
- 江の脇橋(志生木川、大分市、国道197号重複区間内)
- 小志生木橋(小志生木川、大分市、国道197号重複区間内)
- 北ノ川橋(北ノ川川、臼杵市)
- 田ノ口橋(赤星川、臼杵市)
- 末広橋(末広川、臼杵市)
- 市浜橋(臼杵川、臼杵市)
- 温井橋(温井川、臼杵市)
- 上臼杵橋(小河内川、臼杵市)
- 第一内畑橋(海添川、臼杵市)
- 内畑橋(海添川、臼杵市)
- 蔵富橋(赤木川、津久見市)
- 上青江橋(青江川、津久見市)
- 門前橋(小園川、津久見市)
- 松崎橋(井無田川、津久見市)
- 津久見川橋(津久見川、津久見市)
- 新福橋(津久見市)
- 日本橋(戸穴川、佐伯市)
- 常盤橋(白坪川、佐伯市)
- 桝形橋(百々谷橋、佐伯市)
- 聖橋(佐伯市)
- 脇橋(佐伯市)
トンネル
起点から
- 志生木トンネル:延長276 m、2007年(平成19年)竣工、大分市(国道197号重複区間内)
- 佐賀関トンネル:延長1,006 m、2007年(平成19年)竣工、大分市(国道197号重複区間内)
- 小島トンネル:延長207 m、2003年(平成15年)竣工、大分市
- 第一佐志生トンネル:延長80 m、1972年(昭和47年)竣工、臼杵市
- 第二佐志生トンネル:延長158 m、1971年(昭和46年)竣工、臼杵市
- 下ノ江トンネル:延長569 m、1993年(平成5年)竣工、臼杵市
- 海添トンネル:延長74 m、1971年(昭和46年)竣工、臼杵市
- 新臼津トンネル:延長1,649 m、1976年(昭和51年)竣工、臼杵市 - 津久見市
- 原トンネル:延長87 m、1973年(昭和48年)竣工、津久見市
- 蔵富トンネル:延長144 m、1973年(昭和48年)竣工、津久見市
- 新日見トンネル:延長1,320 m、2008年(平成20年)竣工、津久見市
- 日代トンネル:延長182 m、津久見市
- 網代トンネル:延長241 m、津久見市
- 津井トンネル:延長591 m、1988年(昭和63年)竣工、津久見市 - 佐伯市
- 殿山トンネル:延長332 m、1988年(昭和63年)竣工、佐伯市
- 晞干隧道:延長15 m、1966年(昭和41年)竣工、佐伯市
- 風無隧道:延長48 m、1967年(昭和42年)竣工、佐伯市
- 戸穴トンネル:佐伯市
- 八坂トンネル:延長533 m、2003年(平成15年)竣工、佐伯市
- 佐伯トンネル:佐伯市
道の駅
- 佐賀関(大分市、国道197号重複区間内)
地理
通過する自治体
交差する道路
交差する道路 | 市町村名 | 交差する場所 | |
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国道10号 国道57号 国道197号 重複区間起点 国道210号 国道442号 |
大分市 | 新町 | 大道入口交差点 / 起点 |
大分県道511号大分港線 | 都町1丁目 | 昭和通り交差点 | |
大分県道685号萩原下郡線 | 萩原1丁目 | 乗越交差点 | |
大分県道514号高城停車場線 | 高城本町 | 高城駅前交差点 | |
大分県道610号松岡日岡線 | 仲西町2丁目 | 仲西陸橋北交差点 | |
大分県道208号鶴崎大南線 大分県道513号鶴崎停車場線 |
西鶴崎1丁目 | 鶴崎駅入口交差点 | |
大分県道539号鶴崎港線 | 中鶴崎2丁目 | 中鶴崎二丁目交差点 | |
大分県道614号川添志村線 | 大字志村 | 鶴崎橋東交差点 | |
大分県道22号大在大分港線 | 角子南2丁目 | 角子原陸橋南交差点 | |
国道197号 / 大分南バイパス 大分県道536号大在公共埠頭線 |
大字城原 | 竹下橋南交差点 | |
大分県道38号坂ノ市中戸次線 大分県道504号坂ノ市停車場線 |
坂ノ市中央3丁目 | ||
大分県道715号木田神崎線 | 大字本神崎 | ||
国道197号 重複区間終点 | 大字佐賀関 | ||
大分県道635号佐賀関循環線 | 大字佐賀関 | 金山交差点 | |
大分県道635号佐賀関循環線 | 大字白木 | ||
大分県道205号臼杵坂ノ市線 | 臼杵市 | 大字藤河内 | [注釈 6] |
大分県道21号大分臼杵線 | 大字末広 | 末広橋先交差点 | |
国道502号 大分県道33号臼杵停車場線 |
大字福良 | 土橋交差点 | |
大分県道21号大分臼杵線 | 大字二王座 | 柳原交差点 | |
E10 東九州自動車道[注釈 7] 大分県道217号臼杵津久見線 大分県道648号津久見インター線[注釈 8] |
津久見市 | 大字上青江 | 上青江交差点 18 津久見IC |
大分県道204号津久見野津線 | 中町 | ||
大分県道36号佐伯津久見線 | 門前町 | ||
大分県道507号津久見停車場線 | 中央町 | ||
大分県道611号四浦日代線 | 大字網代 | ||
大分県道541号四浦港津井浦線 | 佐伯市 | 上浦大字津井浦 | |
大分県道605号床木海崎停車場線 | 大字戸穴 | 海崎駅南交差点 | |
大分県道219号佐伯弥生線 | 坂の浦 | ||
大分県道502号佐伯港線 | 駅前2丁目 | ||
国道388号 | 駅前1丁目 | 佐伯駅前交差点 | |
大分県道219号佐伯弥生線 重複区間起点 | 鶴岡町2丁目 | ||
大分県道219号佐伯弥生線 | 高畑 | [注釈 9] | |
大分県道36号佐伯津久見線 大分県道219号佐伯弥生線 重複区間終点 |
鶴岡町2丁目 | ||
大分県道36号佐伯津久見線 | 鶴岡西町2丁目 | [注釈 9] | |
大分県道503号上岡停車場線 | 大字上岡 | 上岡駅前交差点 | |
国道10号 国道217号 / 佐伯弥生バイパス |
弥生大字小田 | 番匠交差点 / 終点 |
交差する鉄道
脚注
注釈
- ^ 一般国道の路線を指定する政令の最終改正日である2004年3月19日の政令(平成16年3月19日政令第50号)に基づく表記。
- ^ 2005年3月3日、佐伯市・南海部郡宇目町・南海部郡蒲江町・南海部郡上浦町・南海部郡鶴見町・南海部郡直川村・南海部郡本匠村・南海部郡弥生町・南海部郡米水津村が合併して、新佐伯市発足。
- ^ 2005年1月1日、大分市に編入。
- ^ a b c d e f g 2022年3月31日現在
- ^ 1956年2月1日、3村が合併して、南海部郡昭和村発足。1957年4月1日、南海部郡弥生村に改称。1966年2月1日に町制施行。2005年3月3日、佐伯市・南海部郡宇目町・南海部郡蒲江町・南海部郡上浦町・南海部郡鶴見町・南海部郡直川村・南海部郡本匠村・南海部郡弥生町・南海部郡米水津村が合併して、新佐伯市発足。
- ^ 大字藤河内で旧道と現道が接続する。
- ^ 間接接続
- ^ 直接接続
- ^ a b 佐伯弥生バイパスで接続
出典
- ^ a b “一般国道の路線を指定する政令(昭和40年3月29日政令第58号)”. e-Gov法令検索. 総務省行政管理局. 2013年3月17日閲覧。
- ^ a b c d e f g “表26 一般国道の路線別、都道府県別道路現況” (XLS). 道路統計年報2023. 国土交通省道路局. 2024年4月14日閲覧。
- ^ “一般国道の指定区間を指定する政令(昭和33年6月2日政令第164号)”. e-Gov法令検索. 総務省行政管理局. 2013年3月17日閲覧。
- ^ ウィキソースには、二級国道の路線を指定する政令(昭和28年5月18日政令第96号)の原文があります。
- ^ “【国道の云われ(国道217号/大分)】『お笑いマンガ道場』でお馴染み!漫画家富永一朗のイラストが飾られる「イチローロード」”. GAZOO. トヨタ自動車 (2019年4月7日). 2019年6月28日閲覧。
- ^ “国道217号平岩松崎バイパス(第Ⅰ期工区)が開通します”. 大分県 (2021年2月22日). 2021年3月27日閲覧。