国道275号
一般国道 | |
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国道275号 | |
地図 | |
総延長 | 313.8 km |
実延長 | 281.0 km |
現道 | 281.0 km |
制定年 | 1970年(昭和45年) |
起点 | 北海道札幌市中央区 東橋交差点(北緯43度3分57.22秒 東経141度22分46.42秒 / 北緯43.0658944度 東経141.3795611度) |
主な 経由都市 |
北海道石狩郡当別町、樺戸郡新十津川町、雨竜郡幌加内町、枝幸郡中頓別町 |
終点 | 北海道枝幸郡浜頓別町(北緯45度7分30.85秒 東経142度21分58.34秒 / 北緯45.1252361度 東経142.3662056度) |
接続する 主な道路 (記法) |
国道12号 E5A 札樽自動車道 国道40号 国道233号 国道238号 国道239号 |
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国道275号(こくどう275ごう)は、北海道札幌市中央区から枝幸郡浜頓別町に至る一般国道である。
概要
南北に走り、南では石狩平野の西部にある町々をつなぎ、北では山の中を通ってオホーツク海に出る。
路線データ
一般国道の路線を指定する政令[1][注釈 1]に基づく起終点および重要な経過地は次のとおり。
- 起点:札幌市(中央区北1条東14丁目1番2、国道12号交点)
- 終点:北海道枝幸郡浜頓別町(大通3丁目8番、国道238号交点)
- 重要な経過地:江別市(篠津)、北海道石狩郡当別町、同道樺戸郡月形町、同郡新十津川町、同道雨竜郡北竜町、深川市(多度志町)、同郡幌加内町、同道中川郡美深町、同郡音威子府村、同道枝幸郡中頓別町
- 総延長 : 313.8 km(北海道 306.3 km、札幌市 7.5 km)重用延長を含む。[2][注釈 2]
- 重用延長 : 32.8 km(北海道 32.7 km、札幌市 0.1 km)[2][注釈 2]
- 未供用延長 : なし[2][注釈 2]
- 実延長 : 281.0 km(北海道 273.6 km、札幌市 7.4 km)[2][注釈 2]
- 指定区間:全線
歴史
- 1946年(昭和21年)10月3日 - 帝国議会第90回国会衆議院請願委員会において「滝川、沼田間省営自動車路線を多度志まで延長の請願」(請願者多度志村長橋本喜文外一名/紹介議員北政清)が採択される。当時、多度志村には鉄道深名線多度志駅があったが、沼田村・多度志村間の地域は当時、広大な未開地で、住民の利便と地域開発のため、自動車運輸力を強化する必要があった[3]。
- 1954年(昭和29年)3月30日 - 北海道道11号札幌沼田線(北海道札幌市 - 北海道雨竜郡沼田町)、北海道道25号士別沼田線(北海道上川郡士別町 - 北海道雨竜郡沼田町)、北海道道26号浜頓別常盤線(北海道枝幸郡浜頓別町 - 北海道中川郡常盤村)
- 1970年(昭和45年)4月1日 - 一般国道275号(北海道札幌市 - 北海道雨竜郡北竜町)
- 1972年(昭和47年)2月4日 - 北海道道721号美深北竜線(北海道中川郡美深町 - 北海道雨竜郡北竜町)
- 1975年(昭和50年)4月1日 - 一般国道275号(北海道札幌市 - 北海道中川郡美深町)
- 1981年(昭和56年) - 雁来バイパス開通により、札幌 - 江別間の経路が一部変更。
- 1982年(昭和57年)4月1日 - 一般国道275号(北海道札幌市 - 北海道枝幸郡浜頓別町)
路線状況
別名
- 北1条雁来通(札幌市内)
- 空知国道
- 美深国道
- 頓別国道
重複区間
- 国道451号・滝新バイパス(樺戸郡新十津川町字弥生 - 樺戸郡新十津川町中央・中央70交点)
- 国道451号・本線(樺戸郡新十津川町中央・中央70交点 - 樺戸郡新十津川町中央・中央39交点)
- 国道239号(幌加内町北星 - 幌加内町添牛内)
- 国道40号(中川郡美深町大通北3丁目・大通北3丁目交点 - 中川郡音威子府村音威子府)
道路施設
主な橋梁
- 雁来川橋
- 雁来大橋
- 角山橋
- 新石狩大橋 (札幌方面)竣工1968年(昭和43年)10月 (当別方面)竣工2022年(令和4年)
- 篠津橋
- 新川橋
- 篠津川橋 竣工1966年(昭和41年)10月
- 水弓橋
- 柳橋 竣工1967年(昭和42年)4月
- 浮世橋
- 新原中橋 竣工2000年(平成12年)11月
- 見張橋
- 浅見橋 竣工1983年(昭和58年)9月
- 新十津川橋 竣工1995年(平成7年)10月
トンネル
- 幌加内トンネル 竣工2010年(平成22年) 延長1,241 m
- 朱鞠内トンネル 竣工1977年(昭和52年) 延長275 m
- 寿トンネル 竣工1967年(昭和42年) 延長365 m
- 朱鞠内トンネル 竣工1928年(昭和3年) 延長112 m(廃止)
道の駅
- 空知総合振興局
- 上川総合振興局
- 森と湖の里ほろかない(雨竜郡幌加内町)
- 宗谷総合振興局
- ピンネシリ(枝幸郡中頓別町)
- 北オホーツクはまとんべつ(枝幸郡浜頓別町)
所管
- 札幌道路事務所(札幌開発建設部)
- 滝川道路事務所(同上)
- 深川道路事務所(同上)
- 士別道路事務所第2維持課(旭川開発建設部)
- 浜頓別道路事務所(稚内開発建設部)
地理
通過する自治体
交差する道路
石狩振興局
- 札幌市中央区
- 国道12号 : 北1東14(起点)
- 札幌市東区
- 北海道道89号札幌環状線 : 本町2-10
- 国道274号札幌新道・札樽自動車道雁来IC : 東苗穂5-3
- 北海道道1137号丘珠空港東線 : 東苗穂8-1
- 札幌市白石区
- 北海道道626号東雁来江別線 : 東米里
- 江別市
- 北海道道46号江別恵庭線 : 角山
- 北海道道128号札幌北広島環状線 : 工栄町(2箇所)
- 北海道道1056号江別長沼線 : 工栄町[4]
- 石狩郡当別町
- 国道337号道央圏連絡道路(当別バイパス・美原バイパス) : 蕨岱
- 北海道道81号岩見沢石狩線 : 栄町、樺戸町(重複区間)
- 北海道道28号当別浜益港線 : 樺戸町
- 北海道道887号中原金沢線 : 金沢
- 北海道道751号新篠津金沢線 : 金沢
空知総合振興局
- 樺戸郡月形町
- 北海道道1121号月形幌向線 : 南耕地2
- 北海道道11号月形厚田線 : 南耕地1
- 北海道道376号石狩月形停車場線 : 市北4
- 北海道道6号岩見沢月形線 : 市北1
- 樺戸郡浦臼町
- 北海道道1159号美唄浦臼線 : 晩生内
- 北海道道603号浦臼停車場線 : 浦臼
- 北海道道278号奈井江浦臼線 : 浦臼
- 樺戸郡新十津川町
- 北海道道283号砂川新十津川線 : 花月
- 国道451号滝新バイパス : 中央(中央・重複区間)
- 北海道道625号学園新十津川停車場線 : 中央
- 国道451号(本線) : 中央(中央・重複区間)
- 雨竜郡雨竜町
- 北海道道432号暑寒別雨竜停車場線・北海道道279号江部乙雨竜線 : 7区
- 北海道道47号深川雨竜線 : 15区
- 雨竜郡北竜町
- 北海道道94号増毛稲田線 : 和
- 国道233号 : 碧水
- 雨竜郡沼田町
- 深川留萌自動車道沼田IC : 北竜
- 北海道道428号奥美葉牛沼田線・北海道道549号峠下沼田線 : 北竜
- 北海道道867号達布石狩沼田停車場線 : 北竜(本通6丁目まで重複)
- 北海道道1007号恵比島旭町線 : 本通5丁目(同町旭町2丁目まで重複)
- 北海道道282号沼田妹背牛線 : 南1-3
- 北海道道324号石狩沼田停車場線 : 南1-3
- 深川市
- 北海道道281号深川多度志線・北海道道98号旭川多度志線 : 多度志
- 北海道道920号幌内湯内線 : 幌内
- 北海道道693号鷹泊鷹泊停車場線 : 鷹泊(重複区間)
上川総合振興局
- 雨竜郡幌加内町
- 北海道道72号旭川幌加内線 : 新成生
- 北海道道48号和寒幌加内線 : 幌加内
- 北海道道373号幌加内停車場線 : 幌加内
- 北海道道126号小平幌加内線 : 幌加内
- 北海道道938号伊文政和線 : 政和
- 国道239号 : 添牛内、北星(重複区間)
- 北海道道528号蕗の台朱鞠内停車場線 : 朱鞠内(重複区間)
- 北海道道251号雨竜旭川線 : 朱鞠内
- 北海道道729号朱鞠内風連線 : 朱鞠内
- 北海道道688号名寄遠別線 : 母子里
- 中川郡美深町
- 北海道道760号智恵文美深線 : 川西
- 国道40号 : 大通北3丁目 - 音威子府村音威子府
- (大通北3丁目 - 音威子府村音威子府間は国道40号と重複)
- 中川郡音威子府村
- 北海道道391号音威子府停車場線 : 音威子府
- 音威子府バイパス音威子府IC(事業中)
宗谷総合振興局
- 枝幸郡中頓別町
- 北海道道400号小頓別停車場線 : 小頓別
- 北海道道12号枝幸音威子府線 : 小頓別(中川郡音威子府村音威子府まで重複区間)
- 北海道道647号兵安上頓別停車場線 : 上頓別(重複区間)
- 北海道道785号豊富中頓別線 : 上駒
- 北海道道120号美深中頓別線 : 中頓別
- 北海道道399号中頓別停車場線 : 中頓別
- 枝幸郡浜頓別町
- 北海道道586号豊牛下頓別停車場線 : 下頓別(重複区間)
- 北海道道84号豊富浜頓別線 : 中央南(ラウンドアバウト交差点[5][6])
- 国道238号 : 大通3丁目(終点)
主な峠
- 幌加内峠
- 美深峠
- 天北峠
脚注
注釈
出典
- ^ “一般国道の路線を指定する政令(昭和40年3月29日政令第58号)”. e-Gov法令検索. 総務省行政管理局. 2022年1月24日閲覧。
- ^ a b c d e f g “表26 一般国道の路線別、都道府県別道路現況” (XLS). 道路統計年報2023. 国土交通省道路局. 2024年4月16日閲覧。
- ^ 衆議院事務局 (3 October 1946). 第90回帝国議会衆議請願委員会議録(第15回) (PDF). 帝国議会会議録検索システム. 2016年12月2日閲覧。
「本請願の趣旨は、北海道空知郡函館本線瀧川驛より舊鐵道札沼線に沿ひて進み、雨龍郡沼田村留萌線石狩沼田驛に至る省營自動車路線を、更に同郡多度志村深名線多度志驛まで延長する時は、沼田村及び多度志村に現存する廣大なる荒廢地及び未開地の開發を促進し、附近住民の交通上多大の利便を供するのみならず、鐵道に依る石狩沼田、多度志驛間の距離を四分の一に短縮し、留萌、深名、札沼の三鐵道の機能を増進し、本地方の開發上資すること甚大なりと信ず、仍て速かに是が實現を圖られたいと云ふのであります」
- ^ “国道38号、337号、452号の現道区間を移管”. 北海道開発局 (2017年3月30日). 2020年6月23日閲覧。
- ^ 『国道275号浜頓別交差点の交通事故対策! 〜環状交差点(ラウンドアバウト)による整備〜』(PDF)(プレスリリース)国土交通省 北海道開発局 稚内開発建設部、2019年10月15日 。2021年9月25日閲覧。
- ^ 『国道275号 浜頓別町浜頓別交差点 通行方法が変わります』(PDF)(プレスリリース)国土交通省 北海道開発局 稚内開発建設部、2020年10月12日 。2021年9月25日閲覧。